コレクティブNFTを買ってみた

突然ですが「web3 (ブロックチェーン)」の世界を知るきっかけになったのが「NFT」です。例えば「これは、ゴッホが書いた『ひまわり』の作品です。本物です。」みたいなことが、デジタル画像で証明できるようになり、数々のNFTが売買される時代が来たようです。

コレクティブNFTを買ってみた

面白そうなので早速、NFTを購入してみました。初めてのことだらけで時間が掛かりました。この記事では、大まかな流れを記載しています。

NFTやトークンを利用するまでの過程
  1. NFTコミュニティを探す
    • TwitterやGoogleで「NFT」「プロジェクト」「国内」などのワードで検索する。
    • プレスリリースサイトで探す。
  2. コミュニティに参加する
    • 気になるプロジェクトを見つけたら「Discord」リンクを探して参加する。
    • Discordコミュニティへ参加するには、規約の同意が必要。同意すると部屋が表示されユーザー同士のやりとりが表示されます。
  3. 活動目的や計画を確認する
    • 「Discord」内の各部屋を見ていると、大体、ホワイトペーパーが用意されているので、内容を把握する。
    • 見当たらない場合は、既に参加しているコミュニティメンバーに質問をしても良い。ついでにコミュニティの雰囲気も見ておく。
  4. NFTの購入条件を確認する
    • コミュニティ内で販売日時や場所、仮想通貨の種類、値段がアナウンスされているのでしっかり確認をする。
    • 過去に販売実績のあるプロジェクトでは、NFTマーケットプレイスで2次流通販売をしている場合があるので、そこで購入も可能 (ユーザーが売値を決めるので価格が変動しています)。
  5. ウォレットを準備する
    • ブロックチェーン上で取引をする為に「ウォレット」が必要です (ウェブサイトを見る為にブラウザーが必要なのと同じ)。
    • 「MetaMask」が有名です。PCならブラウザーの拡張機能から、スマートフォンであればAppストアからアプリをインストールできます。
  6. 仮想通貨を購入する
    • 仮想通貨は、専用の取引所で購入します。その為、取引所の口座開設が必要です。
    • 国内取引所は、複数あります。以下の観点で探しました。
      • 取り扱っている仮想通貨の種類
      • 手数料 (入金/出金)
      • その他、入会特典など
    • 口座開設の手続きは、専用のアプリから行いました。
      • 身分証明書
      • 証明写真 (自撮り)
      • 必要情報の入力
      • 二段階認証の設定
    • 口座開設が完了したら、銀行から国内取引所へお金を振り込みます。
    • 取引所の専用アプリから入金を確認後、アプリ内で必要な仮想通貨を購入します。価格変動が起きています。
  7. ウォレットへ仮想通貨を送金する
    • 取引所の専用アプリから購入した仮想通貨をウォレットへ出金します。手数料が発生します。
    • 出金手続きには、ウォレットのアドレス情報 (銀行の口座番号の様なもの) が必要です。
    • 間違ったアドレス先に出金すると二度と戻ってきません。まずは、少額で出金テストをするのもありです。
  8. 指定のサイトでNFTを購入する
    • ウォレットに仮想通貨が入金されたことを確認する。
    • 指定のサイトで購入ボタンを押下する。
    • ウォレット選択の画面が表示されるので「MetaMask」を選択する。
    • ウォレットアプリが連動して起動し、指定サイトの接続許可を求めてくる。
    • 指定のサイトが信頼できる場合は、ウォレットアプリ側で許可をする。
    • 続けて、ウォレットアプリ側でNFTの購入金額とガス代の確認画面が表示される。
    • 問題がなければ取引を承認する。処理が完了するまで待機。
  9. 購入したNFTを確認する
    • 取引が完了したらウォレットもしくは、NFTマーケットプレイスで購入したNFTを確認しましょう。
    • 取引履歴も見れるので、ウォレットアドレスを探して手続きの成功/失敗が確認できます。

以上です。

ECサイトでモノを購入する手順と随分違いましたが、とても斬新でした。

最初は、単なる好きなアーティストの作品を購入するというイメージしかなかったのですが、株主のような形式でアーティストを支援し、その成果によって作品やユーティリティを受け取るといった投資の感覚に近い印象でした。

また、web3全体の仕組みにとても興味を持ちました (笑)。

  • web3の世界 (ブロックチェーン) と接続する為には、専用のウォレットが必要
  • web3の世界で取引をするためには、専用の仮想通貨 (トークン) が必要
  • web3の世界で暗号資産 (NFT) を購入する為には、専用のマーケットプレイス (dApps) が必要

これから色々と学びが必要ですが、上記を活用して新たな体験や価値を提供する人達で盛り上がっているのは間違いなさそうです。