「Lifestyle-Fi」って何だろう?
長らく更新が出来ずにいました。じっくりPCを開いて画面と向き合う時間が作れなかった情弱です (笑)。今回は雑記です。
さて、ここ最近web3界隈 (特にゲーム) の動きが活発で、日々充実しています。そんな中で「Lifestyle-Fi」という単語を見かけたので、少し意味を考えてみました。
見かけたのは下記「X」のポストです。
「SNPIT」というカメラ機能が付いたスマホアプリです。カメラのNFTを所持し、写真を撮影することによって、トークンを集めたり撮影した画像で見知らぬ人の写真とバトルをすることができるweb3サービスです。筆者もプレイしています。
トレーディングカードゲームのカードが撮影した写真画像になったと言えばよいでしょうか?また、カメラNFTには「画質」「効率」「運」「バッテリー」と言った、パラメーターを持っており、集めたトークンを使ってレベルを上げていくことができます。どの様なステータスにしていくか?は、あなたの自由です。
とまぁ、サービスの説明は置いておいて、このコンセプト画像のキャッチコピーに「Lifestyle-Fi」というワードが含まれていました。
はじめて聞いた単語です。web3業界用語として「DeFi (分散型金融)」「Game-Fi (ゲーム+金融)」は、耳にしたことがあります。筆者の感覚だと「SNPIT」は「Game-Fi」の部類に入ります。でも、なんだか響きが良いなぁと思いました。
「Lifstyle-Fi (生活様式+金融)」 とは?
いきなり結論ですが、筆者は、日々色々なweb3サービスに触れて楽しんでいますが、それ自体が「Lifestyle-Fi」だと思いました。
11月現在、利用しているweb3サービス及び、参加NFTプロジェクトは下記の通りです。
- Sweatcoin
- ReadON
- SNPIT
- Crypto Beer Punks
- SUPER SAPIENSS
- SYMBIOGENESIS
- CityPopTOKYO
ざっくり説明していくと
Sweatcoin
1日の歩数をカウントし、その歩いた量をトークンとして受け取るサービス。スマートフォンにインストールしたら後は歩くだけ。たまに、アプリを開いてトークンを受け取る程度。(ほかに、ミニゲームとか歩く人たち同士のイベントとかあります)
ReadON ※β版実施中
web3に関する情報を集約している読み物アプリ。自分の気になるニュースを読むと、読んだ時間に応じてポイントを受け取るサービス (将来的にはトークンを受け取れるようになる予定)。仕事の通勤や移動の際にざざっと読む。また、世界中の記事から、自分が推薦したいweb3記事を投稿できるキュレーションサービスもある。
SNPIT ※β版実施中
冒頭に書いた通り、自分の好きな写真を撮ってポイントを受け取ったり、自信作をバトルに出して反響を伺ってみたりするサービス (将来的にはトークンを受け取れるようになる予定)。
Crypto Beer Punks
独自のビール醸造所でクラフトビールを作って販売展開をしているプロジェクト。新宿や渋谷など、飲めるお店が徐々に増えている。NFTホルダーはビール好きが集まっている。いくつかのホルダー特典がある。
SUPER SAPIENSS
クラウドファンディングの様な形で、NFTホルダーや応援者から集めたお金で映画や漫画等を一緒に作っていくプロジェクト。有名な映画監督や作家が関わっていて、クオリティが高い。制作経過も伺えて、最近始まった、LINE漫画の連載がおもしろい。
SYMBIOGENESIS ※まもなくサービス開始
スクエア・エニックスが推進するweb3ゲームのサービス。いわゆるテレビゲームではなく、200万文字から織りなす世界観を読み解きながらプレイするゲーム。「独占」と「分配」を「中央集権型 (web2)」と「分散型 (web3)」になぞらえて、運営から提供されるストーリーと謎解きのカギとなる情報の扱い方をプレイヤー判断に委ねるという、MMORPG的なイメージ (笑)。
CityPopTOKYO
NFTコミュニティ運営、メタバース構築、音楽芸能プロダクションが3社共同で行っている、デジタル上でスターを目指すプロジェクト。テーマがここ数年流行っている「シティポップ」を取り扱っており、各ホルダーは80年代~の音楽・ファッション・他さまざまな文化の探求を行う感じのプロジェクト。
思ったより長かった……。以上です。
その他、細かいものは割愛していますが、上記に共通しているのは筆者の生活習慣に含まれているものが多い点です。
「歩く」「ニュースを読む」「気になったものを撮影する」「たまにビールを飲む」「毎週、漫画を読む」「ゲームの物語を読む・情報収取する」「音楽を聴いたり、昭和レトロな喫茶店・街に趣く」全部、生活の一部として取り入れています。しかも時間の無駄があまりなく自然にやりたいことをやっている状態 (趣味の時間は人それぞれなので、あくまでも私の場合はです)。
そして面白いのが、その自然にやっている状態でトークンが増えていくということ。現時点は、全然稼ぐというレベルではないですが、5年、10年とこの自然な動きをしていることで、少しずつ利益がでて、且つ健康に繋がったり、心が豊かになったりする世の中に変わっていくのであれば、なんか楽しそうだなぁと思いませんか?それこそが自分にとっての「Lifestyle-Fi」かなぁと思いました。
とは言え、5年・10年とトークンが分配され続けるエコシステムを構築することが難しい状況だなぁと、どのプロジェクトも試行錯誤をしている段階です。
結局、自然に動いている活動自体が他者に対して何かしら還元される必要があるのです。広告ビジネスがわかり易く、広告を見る代わりに無料でサービスを利用したり、稼ぐ人が存在したりしています。ですが、元締めが手数料や個人情報を一元管理していて、いつサービスが停止するかわからない状況ですし、停止したからと言って何も言えない契約になっていることが多いと思います。
web3技術の発展は、そんな中央集権的な状態に「分散」という新し思想を取り入れていくことだと考えていて、今後の生活様式がどのように変化するのか?その行く末にワクワクしていたりします。
これから世の中がどのようになるか?仕事の合間に様子を伺う状態ですが、自分なりの「Lifestyle-Fi」を構築できたら良いなぁと思いました。